余分な経費を削ぎ落とした「OPEN SYSTEM」

これまでの家づくりの主流は、設計や施工をすべて工務店にお任せし、依頼主は「ベルトコンベア」に乗せられたまま進むというもの。
でも、この方法で依頼主が本当に建てたいと思っている家が実現するかどうか、ちょっと不安を感じるという方もおられるのではないでしょうか。また、建築家に頼むとコストがちょっと…と心配にもなりますね。

当事務所が取り扱うイエヒトの分離発注方式「OPEN SYSTEM(オープンシステム)」とは、工務店やハウスメーカーに頼らない家作り。新しいようで実は昔からあった建て方です。

家づくりの選択肢

1 一括発注方式A

工務店やハウスメーカーに一括で依頼する

最も一般的な丸投げ方式で、発注は楽ですが、施工内容や経費が見えにくく、業者間でマージンが発生するので、信頼できる会社に依頼する事が重要です。

一括発注方式B

設計事務所に依頼し、その設計図をもとに工務店が建築

名の知れた建築家に依頼すれば個性的な凝ったデザインで、ステータスにもなるかもしれません。
しかし、その分料金は高額になります。

3 分離発注方式

依頼主が建築家のサポートを受けながら業者に発注する

依頼主は建築事務所のサポートで、それぞれの業者に発注します。
各業者への支払いが明瞭で、依頼主の要望が直接現場へ届きます。

藤田亮建築設計事務所の「オープンシステム」で

思いがかなう家づくり」を楽しみませんか?

あなたが主役のオープンシステム

オープンシステムでは、当事務所がパートナーとして設計・管理します。

各業者と直接契約になるので、無駄な経費をカットして、安く納得した家が建てられます。また、どの業者がどこの工事をしたかが分かるのでより安心ですし、お知り合いに業者さんがいれば、一緒に家づくりをすることもできます。

工務店に頼らなくても家は建つ。従来の常識を超えた発想で、当事務所と一緒にあなたの思い描く家をつくりませんか?

工務店一括発注とオープンシステムとの違い

工務店への一括発注方式

工務店やハウスメーカーと契約しても、実際に工事を行うのは下請業者(専門業者)。下請業者の工事代金に約30%の元請管理費が上乗せされて依頼主に提示されます。

オープンシステム方式

建築家(設計事務所)に工事全般の監理業務を委託。そのうえでそれぞれの専門業者と依頼主が建築家のアドバイスを受けて直接契約するため、管理費や経費が上乗せされることはありません。

オープンシステムでは、ハウスメーカーや下請会社が上乗せした経費・マージンが無くなり、建築士に支払う設計管理費に一本化されるため、施工費そのものが大幅に削減できます。

Q&A

建築家と費用について

建築家というと敷居が高く、設計費用や建築費用まで高くなるイメージですが?

そのようなイメージを持たれることは理解できます。設計・監理業務を行なった場合、対価は発生します。ただし、ハウスメーカーなどに委託しますと、基本料金は確かに安いのですが、お客様の要望によって、オプション料金が発生し、費用は加算され、最終的には当初考えていた予算からオーバーになりがちなります。ハウスメーカーに委託された場合、そのようなご経験をされた方も多いはずです。また、敷居が高いという方もいらっしゃるかも知れません。
プロの建築家ではありますが、難しい話よりも「無駄なく美しく」をコンセプトにお客様の目線に立ち、お客様の「想い」や「理想」に寄り添うその建物の住まい方を話していきます。なるべく専門用語を使用せず、ご理解いただくまで、丁寧にご説明いたしますので、安心して何でもお気軽にご相談ください。

工務店・ハウスメーカーの御見積書には、設計料などが項目がないので無料であり、建築家に設計料を支払う分だけ無駄だという感じがしてしまうのですが。

いいえ、そうではありません。図面や設計がなければ注文住宅を建築することは不可能です。必ず自社で設計士を抱えているか、下請けの設計士に委託しています。設計料は、工事費の各項目の中に上乗せして含んでいるのが実情ですが、設計料を無料とするか、非常に少ない設計料に見せかけているのが本当のところです。逆にほとんど費用が掛からない設計だとしたら、私は怖いことだと思います。建築家はきちんと設計料をいただく代わりに、費用面・耐久性などをよく検討したお客様の理想に近い住まいを時間をかけて考えます。

建築家とハウスメーカー・工務店との違いは?

ハウスメーカーでは、家を「商品」として考えています。利益・利潤を重要視してしまう所もありますので、できあいの建材や間取り、空間づくりについてもマニュアル化してしまいがちです。
一方、建築家は、注文住宅や店舗を心血注いだ「作品」づくりとして考えています。
お客様の”夢をカタチ”にして、世界にたった一つの作品として思い込めて、建築設計・監理を行ないます。

プランを依頼するだけで費用が発生するのですか?

プラン確定までは費用は発生しません。(面談だけで費用が発生する、弁護士の先生などとは異なります)
この点に関しては、初回面談の際に明確な費用のご説明をさせていただきますので、ご安心ください。

オープンシステムについて

もし、依頼するとしたら、絶対にオープンシステムを採用しないといけませんか?

いいえ。そんなことはありません。オープンシステムの手法のご説明をし、お客様に採用するか?しないか?決めて頂いています。
採用しない場合も、工務店に頼らない家づくりをいたしますので、費用面ではオープンシステム採用物件と変わらない費用で家が建てられます。

依頼主にとって面倒なことはありませんか?

相手が提示した図面やカタログから選ぶだけで、家を手に入れたい方には、オープンシステムに限らず、当事務所へ依頼し、住宅建設するのは面倒な方法です。
建築家と何カ月もかけて打ち合わせをしたり、専門業者の選択にもエネルギーを使いますから。
しかし、家づくりを一生に一度の重大なことと思い、ご自身やご家族のために最大限の満足を得たい方は、そのようなことを面倒とは思わないでしょう。
家づくりの隅々にまで係れるのは、面倒ではなくむしろ楽しいものなのではないでしょうか?

住宅瑕疵保険について

住宅瑕疵担保保険の加入はできますか?

はい、できます。
オープンシステムのような分離発注工事の場合は、一つの保険に複数の建設業者が連名で保険契約します。
また、オープンシステムを採用しなかったとしても、任意保険契約をします。
この場合、保険契約をするのは、「基礎や柱などの構造上主要な部分」「屋根や外壁など雨水が室内に浸入するのを防止する部分」に関わる工事についてとなります。
万が一の時に備えてもしっかりサポートします。

アフターフォローについて

住んでから不具合があったら、誰に連絡したらいいのですか?

「工事となると、専門外だから、設計事務所に頼めない」と言わず、何でも私にご連絡ください。
設計させていただいた建物を一番知っているのは私ですので、工事業者との引継ぎを含めて、費用面もきちんと適切に対応させていただきます。